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『トワイライト・ウォリアーズ』から学ぶ、AI時代に心を動かすデザインの話

トワイライトウォリアーズ感想
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WEB集客デザイナー、
Moni Designのやぎあやです。

今回は自分のシュミ全開で(笑)

最近観た映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』がサイコーだったのでその感想を熱く語りつつ、この作品から感じた“人間らしさ”“社会の変化”、そして“デザイン”の在り方について話を広げたいと思います!!

ラジオでも熱く語ってます(笑)
#8 WEBデザイナー、映画「トワイライト・ウォーリアーズ」を語る
#8 WEBデザイナー、映画「トワイライト・ウォーリアーズ」を語る

舞台は、カオスと混沌の象徴「九龍城砦」

まずそもそも『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』について説明すると、第97回アカデミー賞® 国際長編映画賞の香港代表に選出され、香港映画史上歴代NO.1大ヒットとして話題になり、日本でもロングラン上演で盛り上がっている作品です!

【あらすじ】
九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。
80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、陳洛軍たちはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。
KLOCK WORX公式より)


本作の舞台となっているのは、かつて香港に実存した「九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)」。
1990年代初頭に取り壊されましたが、その無法地帯とも言える独特な空間は今もなお伝説的に語られています。

そんな“都市の闇”を舞台に、息もつかせぬ香港アクションが繰り広げられます。
アクション監督は『るろうに剣心』シリーズでも知られる谷垣健治氏。

狭く入り組んだ構造を活かしたアクションと、
適度に誇張されたケレン味、そして生々しいバイオレンス表現の組み合わせがお見事でもう終始大興奮!!

さらに、親世代の因縁に巻き込まれた若者たちの友情が物語の軸となり、王道ながら胸が熱くなる展開が続きます。

一番心に残ったのは、“人間の営み”

私がもっとも心を動かされたのは、九龍城砦に暮らす人々の姿でした。
スラム街のような場所で、身寄りのない人々が肩を寄せ合い、助け合いながら懸命に生きている——
そんな姿に強く胸を打たれました。

特に、主人公が女性や子どもを守ろうとするシーンには、思わず涙がこぼれそうになりました。

九龍城砦の屋根の上から香港の街を主人公たちが見渡すラストシーンしかり
混沌とした空間の中に垣間見える“人間のあたたかさ”こそが、この映画の真の魅力ではないかと感じました。

「ホワイト社会」と対比される“雑多の美学

映画を観ながら、ふと評論家、岡田斗司夫さんの語る「ホワイト社会」という概念を思い出しました。
効率的で、整っていて、無駄がなく、失敗も少ない。
まさに今の日本社会は、そういった“白く清潔な世界”を目指しているように思えます。

再開発が進み、古い建物や“汚れた場所”がどんどん姿を消していく。
けれども九龍城のような混沌の中にこそ、人間らしさや生きた温度感がある——
それこそが“本当の美しさ”ではないか、
と作品では視聴者に語りかけているような印象を持ちました。

デザインにも「歪さ」や「雑多さ」の価値がある

デザインにも「歪さ」や「雑多さ」の価値がある

私はデザイナーとして、「きれいに整える」ことはもちろん大切だと思っています。
ですが同時に、
「その人らしさ」や「ちょっとした歪さ」も、
同じくらい大切にしたいと考えています。

最近では、少し不揃いで雑多なもの、
あるいは“正解っぽくない”ものにこそ惹かれる、
という声をよく聞くようになりました。
その背景には、AIの登場によって整いすぎた情報社会の中で、
“リアルさ”“熱量”がより強く求められている
という変化があるのかもしれません。

実際、最近の雑誌や広告などのデザインを観察していると、
カッチリと整ったものよりも、
適度に手描き文字を使ったり、ゆるいタッチのイラストを取り入れたり、
ちょっとクセのあるフォントをあえてアクセントで使ったり——
そんな“人間らしさ”“引っかかり”を意図的に作っているものが増えてきているように感じます。

「見やすい」「きれい」だけでは印象に残らない時代だからこそ、
あえて“整えすぎない”デザインの力が注目されているのかもしれません。

完璧すぎない心地よいバランスを

『トワイライト・ウォリアーズ』は、単なるアクション映画としても楽しめながら、
人間の営みや混沌の中にある“あたたかさ”、そして“美しさ”も丁寧に描かれていて、それが何度も見たくなる奥深さを生んできるように感じました。

デザインや発信の仕事においても、その感覚はとても重要だと感じます。
整いすぎず、完璧すぎず、“ちょっとした違和感”や“雑多さ”の中にこそ、
心を動かすリアルが宿るのではないでしょうか。

これからの時代は、そうした“人間くささ”がますます求められていくのかもしれません。

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