新しい技術とどう向き合う?西ドイツのデザインから学ぶこと

兵庫県芦屋市を拠点に、
地元で愛されるオンリーワンのお店作りをサポート
WEB集客デザイナー Moni Desigのやぎあやです。
西宮市立大谷記念美術館の
「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展 モダニズム再発見」
に行ってきました♪

作品自体が面白そうなのはもちろん、
展示会の説明文にあった
1950年代末、西ドイツのGNPは世界第2位に躍進し「経済の奇跡」と呼ばれましたが、その背景にはドイツ特有のデザインシステムが関与したことが考えられます。
という一文に、
デザインの力で経済発展!? スケールでかい!!
と、びっくり…!
日頃からデザインを通じて
クライアント様の売上に貢献できるよう
学び続けている私としては、
見逃せない!!
ということで、会期ギリギリに滑り込んできました♪
豪華なコレクションの数々

館内は撮影OK!
シンプルで記号的なデザインや、
最小限の色数ながら目を引く配色など、
大胆なグラフィックの数々に心が躍りました。
例えば…
ミュンヘンオリンピックなどの国際イベント

ミュンヘンオリンピックなどの国際的なイベントでは、
言葉が分からなくても直感的に理解できる
ピクトグラムなどのデザインが重要な役割を果たしました。
これらがドイツ国家のイメージを強化し、
観光やビジネスの促進にもつながったとか。
ルフトハンザ航空など企業のブランディングデザイン

企業のビジュアルブランディングの強化も、
経済発展の一因だったようで、
ルフトハンザ航空をはじめ、
多くの企業が独自のデザインを持つことで、
国際的に認められる企業へと成長したそうです。
映画のポスターも盛りだくさん!
映画のポスターの展示も充実していましたよ。
日本名作映画のポスターなんか、
ドイツ独自の解釈で表現されていて、とても新鮮!


どのポスターも、 ドイツ語は全く読めないけど
ビジュアルのインパクトだけで
「めっちゃワクワクする〜♪」
とか、
「この作品何?!気になる!」
と、感情が動かされ、
改めて、デザインの力を思い知りました。



展示で個人的に印象的だったこと
そして個人的に印象的だったのが、
写真技術が発展する前と後のデザインの変化。
写真が使えなかった時代は、
手書きのイラストやコラージュなど、
デザイナーの感性で作品の世界観を表現していた映画ポスター。
でも、写真が使えるようになったことで
そうした自由な表現が失われるのかと思いきや……

写真を自由な発想でコラージュしたり、
タイポグラフィー(文字)と組み合わせたりと、
斬新な表現がどんどん生まれていて驚かされました!!
最近はAIの発達で
「イラストレーターやフォトグラファー、
そしてデザイナーの仕事も奪われるのでは?」
なーんて、よく言われていますが、
技術の進化を恐れず、
新しい表現を生み出し続けたドイツのデザイナーたちの作品を見て、
改めてリスペクトが生まれました。
新しい技術と上手く付き合っていこう
新しいものを取り入れたからといって
その人らしさが奪われるわけではない。
私たちも、新しいものを怖がらず、
上手に付き合っていきたいですね。


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AIといえば私は自分の文章の添削によくChatGPTを活用しているのですが
今回の記事も添削をお願いしたところ、
「熱量が伝わってくる」
という評価をいただき、ちょっと鼻の下が伸びてしまいました(笑)

みなさんも、上手にAIを活用してみてくださいね♪