小さなお店が選ばれるために大切な「世界観」とは?

兵庫県芦屋市を拠点に、
地元で愛されるお店作りをサポートする
WEB集客デザイナーのやぎあやです。
今回はSNSでデザインのことを調べると
よく出てくるワード
「世界観」について、
分かりやすく解説していきたいと思います。
デザインの世界観って結局何?
デザインの「世界観」と聞くと、なんだか難しく感じるかもしれませんが、
要は「お店の雰囲気やイメージを一貫して伝えること」 なんです。
デザインの例を出しながら説明しますね!
素材にこだわったパン屋さんの世界観
まずは素材にこだわったパン屋さんを例に解説します。

お店の特徴:オーガニック素材、無添加、手作りにこだわったパン屋さん
ターゲット:安心安全なものを食べさせたい子育て世帯
伝えたいイメージ:手仕事の温かみ、素朴で安心感のある雰囲気
このイメージをチラシのデザインに落とし込むと…

どうでしょう、お店の雰囲気やこだわりが
イメージとしてなんとなく伝わってきますでしょうか?
なぜ、このような印象を与えてくれるのか、
デザインの要素1つひとつを見ていくと…
✅ 手書きイラスト:素朴で親しみやすい雰囲気を演出
✅ ナチュラルな色合い:ベージュ・ブラウン・生成り色で自然素材をイメージ
✅ フォント:手書き風 or 柔らかい書体(温もりを感じる)
✅ 写真のトーン:明るく自然光が入るものを使用(新鮮で安心感がある)
こんな風に考えて選ばれています♪
そして、これらの要素を組み合わせることで、
「こだわりの素材 × 手作りの温かみ」
というイメージ(世界観)を表現しているというワケです。
さらに別の業種でも比較してみましょう!
高級感のあるサロンの世界観
次に高級感のあるサロンの場合ならどのような見せ方になるでしょうか?

お店の特徴:上質な空間で特別な癒しを提供する高級サロン
ターゲット:大人の女性/美意識が高く、特別感を求める人
伝えたいイメージ:洗練された高級感、上質な時間、落ち着き
デザインの方向性として
「シンプル&エレガント」
「ラグジュアリーな雰囲気」
なーんてキーワードが出てきそうです。
それをチラシで表現してみるとこんな感じに!

再びデザインの要素を確認していきましょう。
✅ カラー
- 洗練された女性らしさくすんだピンク×白
- ゴールドをアクセントで高級感を演出
✅ フォント
- エレガントな細い明朝体
- 筆記体の英字がアクセントで洗練された印象
✅ ビジュアル
- 大理石やゴールドの質感を活かしたデザイン
- 余白を活かしたスタイリッシュなレイアウト
✅ 写真のトーン
- 自然光+シンプルな背景で「洗練感」を強調
- ガラス・ゴールド・大理石などの上品な質感を取り入れる
こんな風に、
先ほどとはデザインの要素がガラッと変わりましたよね!
つまり、
世界観が整っている
=お店の「らしさ」が一目で分かる状態
と言えると思います♪
なぜデザインの世界観が大切なの?
ここまで具体例を見ていただいたので、
なんとなくお分かりいただけたかと思いますが、
1つのお店でデザインの世界観がしっかり整っていると…

✅ お客様が「なんか素敵!」と感じる
✅ お店のこだわりや雰囲気が伝わる
✅ SNSやWEBの印象が統一され、信頼感がアップする
✅ 「ここに行きたい!」と思うファンが増える
こんな風に、お客様の心に残り、選ばれやすくなる のです。
逆に、バラバラな印象だと…
❌ 「どんなお店か分かりにくい」
❌ 「なんとなく統一感がなくてチグハグ」
❌ 「記憶に残りにくい」

一貫した印象で覚えてもらいづらく、
下手したら信頼感を失うことも。。。
世界観を整えるために今すぐできること
「デザイン=オシャレにすること」
と思われがちですが、
世界観を踏まえてデザイン整えることは、
「お店の雰囲気や想いを見た目で分かりやすくお伝えすること」
に直結します。
そう思うと、
「ちゃんと整えなきゃ!」
という気持ちになりますよね?
とはいえ、何から始めたらいいか分からない…
という場合はまず、
次の3つを意識するだけでも統一感が生まれます。
- 色を統一する(ブランドカラーを決める)
- フォントを揃える(読みやすく、雰囲気に合ったものを選ぶ)
- 写真のテイストを揃える(明るさ・色味・構図を意識)
デザインが苦手でも大丈夫!
ちょっとした工夫で、
お店の魅力を 「伝わるカタチ」 にすることができますよ😊
あなたのお店の世界観、ぜひ見直してみてくださいね!


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