一目で印象に残るお店に欠かせないブランドカラーの決め方

兵庫県芦屋市を拠点に、
地元で愛されるお店作りをサポートする
WEB集客デザイナーのやぎあやです。
あなたのお店は「ブランドカラー」を決めていますか?
ブランドカラーとは、
お店のイメージや雰囲気をイメージさせる
特定の色や、色の組み合わせのことです。
とはいえ、
- どうやって決めたらいいの?
- 自分の好きな色じゃダメ?
という声もよくいただきます。
今回は、事業の「ブランドカラー」を決めるためのポイントを紹介します!
ブランドカラーを決めることの重要性
ブランドカラーを決めるメリットは主に2つあります
①お店を覚えてもらいやすくなる
チラシやSNS、看板などで同じ色を使い続けると、
お客様にとって「この色=あなたのお店」という印象が強くなります。
たとえば、こちらはコンビニの看板の色をそれぞれ並べたものです。
こちらの配色だけを見てどこのお店か検討がつきますか?

正解は…
左からそれぞれ、
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンでした!
どうでしょう?
色だけで自然とイメージできませんでしたか?
こんな風に色にはそれぞれ印象を伝える力があり、
人は「色で記憶する」と言ってもいいくらい、色は認知に直結する要素です。
②お店の魅力を一貫したイメージで伝えられる
色は鮮やかさや彩度、組みわせによっても印象が変わり、
それによって感情や雰囲気をより鮮明に伝える力があります。
例えば…
- 柔らかくて親しみやすい雰囲気なら「パステルカラー」
- 高級感や権威性を出したいなら「深いネイビー」や「ゴールド」
- エネルギッシュなイメージなら鮮やかな「赤」や「オレンジ」
あなたの与えたい印象に合った色の組み合わせを選ぶことで、
お店の魅力をもっとお客様に伝えやすくなります!
ブランドカラーを決めるステップ
ブランドカラーは単に自分の好きな色を選ぶのではなく、
自分の伝えたいイメージに合ったものを選ぶことが重要です。
①キーワードを出す
まずは、さまざまな視点から自分を表すキーワードをたくさん洗い出します。
- 自分の好きなイメージ
- 大事にしている価値観
- 伝えたいメッセージ
- 相手からの印象
- 理想のお客様像
- お客様の声
- 商品やサービスの特徴
これらのキーワードが、自分のブランドを色で表現する土台になります。
②言語化したキーワードに合う色を選ぶ
次に、出したキーワードの中から特に重要なものをピックアップします。
- お客様に伝えたいキーワード
- 自分が大切にしていること
- 商品・サービスで伝えたいこと
これらを基に、メッセージを表現する色を選んでいきます。
③ キーワードを色に置き換え
選んだキーワードを、実際に色で表現していきます。

- 色の印象を知る:色そのものが持つ心理的な効果を理解します。
- 明るさ・鮮やかさ:同じ色でもトーンによって印象が変わるので注意しましょう。

私のブランドカラーの決め方
例えば、私が選んだ配色は以下のようなイメージです
- 柔らかく優しい印象
- 親しみやすく気軽に相談してほしい
- プロとしての信頼感と落ち着き
そして決まったカラーがこちら!

親しみやすい印象の配色に、
少し落ち着いたくすみ系の色を加えることで、
信頼感や安心感をプラスしています。
自分らしいカラーの決め方:まとめ
いかがでしたか?
自分の事業の色を決めるには、
- 自分を表すキーワードを洗い出す
- 言語化したキーワードに合う色を選ぶ
- キーワードを色に置き換える
という手順で進めると、自分らしいブランドカラーが見つけやすくなります。
色はあなたのビジネスの印象を形作る大切な要素。
ぜひ、自分らしい「カラー」を見つけて、
一貫したイメージを発信してみてください!